ダンゴムシうじゃうじゃ閲覧注意のきゅうり
春はダンゴムシにとって繁殖期のようで、子どもが次々に誕生しました。メスの年齢によって子どもの数はまちまちのようですが、ふつうの大きさのメスだと軽く100匹以上は生まれます。
子どもを持っていそうなダンゴムシは隔離しておいたのですが、すべて見極めるのは難しくて結局どちらのケースでも子どもが産まれてしまったという段取りの悪さだったのですが、それでも10匹以上は隔離できていてそのすべてが無事に子どもを産んだようです。
つまり軽く見積もっても1000匹以上の子どもが隔離ケースに蠢いていた状況があったことになります。
こんなに飼うわけにもいかないので落ち着いたら逃がす予定でしたが、それまでは適当に枯れ葉やきゅうりを入れておきました。
このきゅうりがとんでもない姿になってしまった、というのが今回の記録です。
トライポフォビアの方はご注意を
まずはこちらをご覧ください。ダンゴムシの子どもたちです。マンカ幼生といって生まれてまもない2mmくらいのダンゴムシです。
体の中が黒く見えるのはたぶんきゅうりを食べたためで、口から肛門のラインが黒ずんでいると思われます。次は少し離れた画像をご覧ください。
こんなに小さくてもきゅうりを食べるようです。周囲の黒いつぶつぶは糞で、成虫の糞よりもかなり小さくて見た感じは何かの粉のようでした。成長に伴って腸や肛門も太くなり、立派な糞になると思われます。次はこちらです。
別のきゅうりですが少し離れて撮ったものです。皮は硬いのか実が剥き出しの部分に群がっています。ちょっと気持ち悪い・・・。というわけで、食べ終わったきゅうりがこちらです。
なんでこんな気持ち悪いことになるのかわかりませんが、複数のえぐれた様子がトライポフォビアの方にはきつい仕上がりになっています。
ダンゴムシのずんぐり体型だと、下へ下へと食べ進みやすいのでしょうか。はたまた、乾燥したところが美味しくなくて、下へ下へと食べ進んでいくのでしょうか。
ぜひ皆さんも、ダンゴムシの子どもにエサをあげる機会があったらやってみてください。