ダンゴムシを飼う前に
今回はダンゴムシを実際に飼ってみて感じたこと・思ったことを、これから飼う人に向けて述べてみたいと思いますので、飼い始める前の参考としてご活用ください。
ダンゴムシを飼う意味は?(子ども編)
ダンゴムシを飼う意味は個人によって違いますし、人それぞれで良いという前提になりますが、子どもなのか大人なのかによって大きくその意味は変わってくると思います。
子どもの場合には次のような意味があると考えられるのではないでしょうか。
- 好奇心が満たされ、探究心を刺激し、知識が増える
- 飼うことで責任・管理というものを学ぶことができる
- 生き物に触れることで生命を知ることができる
まず飼うこと自体が子どもの好奇心を満たすと同時に、ダンゴムシの飼い方や生態を調べたいといった探究心を刺激し、実際に調べることで知識が増えます。
また飼育を子どもに任せることで責任や管理能力を養うことにも繋がり、生き物の生命という存在に触れる良い機会にもなります。
ダンゴムシを飼う意味は?(大人編)
一方で、大人がダンゴムシを飼うということは子どもの場合とは意味が変わってきます。では大人がダンゴムシを飼う意味とはなんでしょうか。
- ノスタルジーを感じることができる
- 生活に変化・刺激が生まれる
- 癒される
ノスタルジーに浸るというのは子どもにはできない大人特有の人生の楽しみ方だと思います。
また、生活にちょっとした変化を起こすことで日々のマンネリ気味な生活に刺激を与える効果も期待できます。
そして(個人の好みによりますが)トロくて丸っこいダンゴムシを観賞することで癒されるという効果もあると思います。
世話は大変?
ダンゴムシの飼い方は非常に簡単で世話はまったく大変ではありません。ただ1つだけ、乾燥には気を付けてください。できれば毎日きり吹きをしてください。
それ以外は放っておいても大丈夫なくらいです。えさをやらなくても枯れ葉とコンクリートでも入れておけば勝手に元気でやっていきます。
飼う前の心構えは?
イヌやネコ、爬虫類などの小動物と比べると、ダンゴムシを飼うにあたり大した心構えは必要ありません。気軽に飼うことができます。
初期費用はほとんど掛からないし、エサ代もほぼなし、飽きたら(よほどのことがない限り)元の場所に放置するだけでOKです。
飼う前の準備は?
ケース、枯れ葉、きり吹きがあればなんとか飼えます。ケースは食品の空き容器、きり吹きは香水などの空き容器か、100均でも立派なものが売っています。枯れ葉はダンゴムシと一緒に確保しておくと無駄な手間が省けます。
つまり準備は大して必要ありません。なお、ダンゴムシの採り方については「ダンゴムシの採り方マニュアル」、飼い方については「ダンゴムシの飼い方」をご覧ください。