訃報
10月〜12月の2ヶ月間、飼育下の力尽きてしまったダンゴムシを記録しました。結果は、60日間で20匹中9匹が亡くなってしまいました。以下に写真を載せていますので苦手な方は注意してください。
グラフ
ダンゴムシの飼育数(折れ線グラフ)と死亡数(棒グラフ)の推移のグラフです。飼育環境は、直径21cmの円形に20匹からのスタートです。子どものダンゴムシは無視しています。
脱皮に失敗して死んでしまったダンゴムシ
データを取り始めるまであまり亡くなることはなかったのですが、いきなり亡くなってしまいました。下半身の脱皮を失敗して、上半身も上手くなかったようで、全身が白っぽくなっていました。凍っているようにも見えます。
丸まって死んでしまったダンゴムシ
丸まって亡くなっていました。お尻が少し白くなっていました。そしてなぜか糸くずまみれでした。ザリガニの匂いがしました。
両手足を閉じて力尽きたダンゴムシ
きゅうりの脇で息絶えていました。両手足(すべて脚ですが)が閉じていました。
ダンゴムシの死骸をなんか小さい生き物が這っていた
なぜか死骸に糸くずが付いていることが多いです。死因ではないと思いますが、なにかダニのような小さくて白い生き物がダンゴムシの死骸の上を這っていました。歩くのは速かったです。
うずくまって亡くなってしまったダンゴムシ
うずくまって死んでいました。。。
コンクリにしがみついたまま息絶えていたダンゴムシ
いつも同じポジションのダンゴムシがいるな〜と思っていたら、亡くなっていました。。。触角が曲がってました。
脱皮に失敗して死んでしまったダンゴムシ
脱皮に失敗したようです。。。
弱った結果力尽きていたダンゴムシ
最近は安定していたのですが、弱っていた個体が亡くなりました。
感想
短い間の観察だったのでなんともいえませんが、日数が経つにつれて亡くなってしまう間隔は長くなり、安定したように思います。観察の少し前にケースを変えたので、環境の変化に弱い個体が淘汰されたのかもしれませんし、時期的に秋から冬だったので休眠期に入って死亡率が下がったのかもしれませんし、飼育面積当たりの適正数に落ち着いたのかもしれませんが、なんともいえません。
なんとなく、大体こんなペースで亡くなってしまうパターンもあるのだなあと、ダンゴムシの飼育にあたって何らかの参考になれば・・・と思います。